笠原 美鈴企画室 マネジャー(スポーツ事業担当)

”自分の幸せに貪欲に。恋愛するように仕事せよ。
(新卒時代の恩師にもらった言葉。自己犠牲的な献身さを美徳とせず、健康支援者として自他共にハッピーになる仕事をしてこそプロフェッショナルとの教え。どこの業界でも通じる言葉だと実感しています。)私の職業生活の原体験は、地方の医療現場にあります。医療サービスの高度化が進むと同時に社会から量産される病人を前に医療従事者は疲弊し、医療人材の不足、人口減少社会の歪みも現実味を帯び始めた2000年代。新型コロナウイルス感染症拡大により医療崩壊、東京一極集中の問題もようやく一般にも身近に感じるようになりました。
一方、幼少期から熱中したスポーツは、産業としての発展に足踏みをしながらも、その魅力は人々を惹きつけて止みません。それはスポーツがコミュニティを強固にし、人間的な体験と生きるエネルギーを与えてくれるから。スポーツを愛する人は皆、それを経験的に知っているからだと思います。 医療福祉の現場を経験した者として、今はスポーツを通じて個人や組織のWell-beingに貢献したいと考えています。■略歴
- 1999年 長野県野沢北高等学校卒業
- 2003年 千葉大学教育学部スポーツ科学課程卒業
- 2005年 栄養士養成校にて栄養士免許取得(3年の実務経験を経て管理栄養士取得)
新卒で国立大学附属病院に入職し、患者給食運営、臨床栄養管理業務に従事。以降、20代は専門職として医療福祉、産業保健でキャリアを積む。
2008年北区西が丘のナショナルトレーニングセンター設立時にアスリートの栄養管理・フードサービスの立上げプロジェクトに民間企業の一員として参画。このプロジェクトを契機にスポーツ行政に関心を持ち、夜間の社会人大学院でスポーツマネジメントを学ぶ。 - 2011年 筑波大学社会人大学院人間総合科学研究科スポーツ健康システムマネジメント専攻 修了
30代はライフイベントにより、香港、佐賀県、地元、シンガポールと生活拠点が大きく変わる。
シンガポールでは、スタートアップ企業と人材会社で就労経験を重ねて、帰国。 - 2018年10月 独立行政法人日本スポーツ振興センター入職
スポーツ庁委託「スポーツキャリアサポート推進戦略」事業 専任コーディネーター - 2020年6月 当社入社
スポーツ庁委託「スポーツキャリアサポート支援事業」プロジェクトマネージャー