倒産する経営者の特徴
●こんな経営者の企業はあぶない
世の中には成功している経営者もいれば、失敗している経営者もいます。
例えば、一度は成功を収めたものの、その後事業に失敗…という例は珍しくありません。
経営者のミスリードで倒産する場合もあれば、どうにもならない不可抗力で失敗することもあるので、一概には言えませんが、やはり倒産した企業の経営者には共通の特徴があります。
まず、従業員や取引先のことを考えずに、経営者である自分のことだけを考えている人です。
従業員にそれが伝わると、仕事に対するモチベーションや結束力が低下しますから、それが自然に売り上げに反映され、業績が芳しくない状態を作ります。
またそうした企業姿勢や業況は取引先にも必ず伝わることになり、企業としての信用を失墜させる結果となります。
社会が「相手先があって成り立つもの」である以上、自分のことだけを考えている姿勢は最大のNGです。
また、周りに流されやすい人も経営者としては失格です。
世の中には、隙あらば騙そうと近づいてくる人もいますから、周りに流されやすいところを見抜かれると、大きな損害を受けることになるかもしれません。
経営に自分の信念を持つことは不可欠であり、周りに流されず、それが本当に正しいのか自分の頭できちんと考える力を持たなければいけません。
● 倒産しやすい経営者の特徴とは
経営者というのは企業のトップですから、確固たる信念のもとに決断を下さないといけないことが多いものです。
ただ、ビジネスにはタイミングがありますから、そのタイミングを逃してしまうのはNGでしょう。
時には勇気を持って決断を下し、企業の道筋を立てなくてはいけないこともあります。
「本当は○○すべきだけど決心がつかない…」と時間を無駄にしていては、倒産へ近づいてしまう可能性も高まるでしょう。
そして中には経営者になったことに満足して、ビジネスをおろそかにしてしまう人もいますが、そうなると本来上手くいくものであっても早晩行き詰まるのは目に見えています。
初心を忘れることなく経営に専念することによって、従業員のモチベーションに火をつけることができ、倒産とは縁の無い企業を作り上げることができるでしょう。
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